地球の鼓動を捉える
エナジーハーベスティングのキラーアプリがセンサーネットワークの構築であると次第に信じ込むようになってきたこの頃の私です。
環境全体から微弱な未利用エネルギーを余すことなく収穫できたならばその利用システムも勿体ないの極みを楽しみながら推進されることでしょう。
今流行のクラウドコンピューティングなどは巨大なデータセンターがあちこちに林立する情報産業が最早最大の装置産業になってしまう悪夢を見るような気がします。
エナジーハーベスティングを極めて個産個消の無数のセンサーが極微小な電力で賄える新しいIPプロトコルで運営されるネットワークに繋がり地球の鼓動を絶えず捉える仕組み作りに挑戦することをあのHPが発表していました。
ワクワクするようなプロジェクトです。少ないデータから答えを見出そうとするからこそスーパーコンピューターによるシミュレーションが必要なのかもしれません。
絶えず対象となるものの状態が細大漏らさず計測されるのならものの考えは大きく違ってくるのではないでしょうか?
そんなことの解決に現在のコンピューターの常識に乗って考えれば考えるほど一段上のスパコンが必要になると思い込んでしまうことでしょう。
エナジーハーベスティングで賄えるスマートコンピューターを創造することに専念する国が地球上に一つはあっても良いではないかと思うのですがそれは日本ではなさそうです。
やっぱりスーパーコンピューターで世界一を目指すことになった日本ですがとても見込みがあると思えない現状でも横並びが安心なのでしょう。
産業界が求めるのならまだしも偉大な科学者達が何故既存の延長線を究めることに固守するのか解らないことだらけです。そんなことをやらなかったからノーベル賞を受賞されたのではないかと思うのは見当違いなのでしょうか?
ハードとソフトとインフラまで概念転換し新しいビジネスモデルに挑もうとしているように見えるHPは創業時のベンチャー魂が未だに厳然と企業文化の中心に据えられているように思えます。
微弱な未利用エネルギーの集合体が巨大なインターネットやデータセンター、そしてスーパーコンピューターすら凌駕する過激な弱者連合をセンサーネットワークというキラーアプリを盾に育て上げる期待が湧いてくるのです。
そして今流行のスマートグリッドやスマートメーターなどは概念的に最早センサーネットワークに併呑されてくるものと勝手に思い描く私です。